初対面の人には礼儀と社会常識が必要

初めて会う人がどんな人か、誰にとっても気になるところだ。その際、お互いに身だしなみには気を付けるのが社会常識だといえる。TPOという言葉あるが、よほどくだけた場面でない限り、それなりの格好で初対面の人に会うことが必要だろう。過度に飾り付けたりおしゃれに気を遣うという意味ではなく、相手に不愉快な印象を与えない配慮が求められるという理由からだ。社会人の場合は、当然このことがより厳しく問われる。学生であっても、それなりの常識が求められる。仲のいい友人と遊びような同じ感覚で初対面の人に接したり、ラフな身なりで臨むのは、いくら学生であっても決していい印象を与えることにはならない。何度か会ううちに、人となりについてよく理解してもらえればいいかもしれないが、人間は初対面のイメージを長く引きずることもある。また、そう何度も会う機会がない人だっているだろう。最初のイメージが悪ければ、それが最後まで影響することも想定できる。つまり、普段からある程度身だしなみに気を付けておくことが結果として損をしないことにつながる。社会的なポジションや年齢を踏まえたうえで、普通の身だしなみを心がけるべきだろう。とりわけ、日本人にはこの傾向が強いといえる。欧米を含む多くの国では日本ほど外見を気にすることはないようだ。企業の面接でもラフな格好で問題ない国も多い。むしろ、全員が同じようなリクルートスーツに身を包んで就職活動をする日本は異常な国という印象が持たれている。しかし、日本社会がそうである以上、これを否定することはできない。周囲への気配りこそがこの国で最も重視される資質であることを自覚すべきだろう。